コラム

「自分で考えなさい!」と言っても子どもは自分で考えない。子どもの考える力を育むために効果的な3つのしつもん

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子どもが失敗した時やなにかやらかした時に「そんなのもわからないの?!自分で考えなさい!」と言ってしまった経験ありませんか?

そう言われた子どもは自分で考えられるようになるのか?と言われると決してそうとは限りません。
その考えたことを聞かないで言ったきりにしたり、頑張って考えて出した答えを言っても「そういうことじゃない!」なんて言われたりしたら「自分で考えろって言ったじゃん・・・」とさらに傷ついてしまいます。

子どもが自分で考えて行動できるようになればお母さんたちもイライラすることが少なくなって手がかかる場面が少なくなってかなり楽ですよね。
そんな自分で考える力を子どもが身に付けるための言葉がけをお伝えします。

そもそも自分で考えるとはどういうことか?

「自分で考える」ってどういうことですか?と聞かれるとうまく説明できないと自分で考えろ!という言葉がけも曖昧な言葉がけになってしまいます。
考えるということはいわゆる地頭のことで全ての勉強でのベースにもなるし、生活していく中でも考える力がつけばより成長やインプットとアウトプットの質も上がります。

「日本から勉強嫌いな子を一人残らず実現したい」というビジョンを掲げている一般社団法人教育デザインラボ代表理事の石田勝紀氏が「考える」とは?を3つにまとめています。

●理由を知りたい
●方法を知りたい
●抽象と具体化の往復
抽象化→コツやポイントを見抜く力
具体化→過去の経験や知識とのリンク

出展:一般社団法人教育デザインラボ代表理事:石田勝紀講演会
幼児期の「考える脳」を育む3つの方法

この3つが自分でできている状態を「自分で考える」ことができる子と言います。
自分で考えることができる子になってもらうためにこの3つを意識した言葉がけやしつもんをして考える力を育んでいくことが大切です。

理由を知りたい

なんで空は青いの?
私はなんで生まれてきたの?
なんで1日は24時間なの?
などといった疑問を子どもたちはたくさん持っています。
それをどんどん引き出してあげることが大切です。

また、子供から出た疑問は嘘をつかないでしっかり答えてあげましょう。
一緒に調べてあげたり調べ方を教えてあげて自分で調べる習慣が身につくと自分で考える力がより育まれます。

なんで太陽は東から昇って西に沈むと思う?など
知ってて当たり前のようなこともあえてなんでだと思う?と聞いてみると考える力を育むことができます。

方法を知りたい

なにかに取り組むときや新しいことに取り組む時にうまくいく方法や効率的にできる方法を子どもたちは知りたがっています。

そんな時は、子どもが自分で考えて成長できるチャンスです。
すぐにやり方や方法を教えずにどうやったらできると思う?としつもんをすることで考える機会を作ることができます。
あとは、見本を見せてあげることもひとつの方法です。

抽象化と具体化の往復

具体化という言葉は聞きなじみがあると思いますが、抽象化はあまり聞き馴染みがないかと思います。

抽象化とはなんなのか?から説明します。

2018年から大ヒットしている本で前田裕二さんのメモの魔力の中で著者の前田さんもミーティングや人との対話の中での気づきをメモして、それを毎日のように抽象化したことからご自身のビジネスのアイデアに転用しているそうです。

ものごとの抽象度を上げる=そのものごとの本質や比較対象との共通点を見つけていくことが抽象化です。

例えば「人」を抽象化していくと・・・

人→肉体がある→細胞の集合体→土、水、空気からできている→地球の一部

人は抽象化していくと地球になるわけです。
え?なんか違くね?と思った人もいると思いますが、これは人それぞれ持っている価値観や考え方で抽象の仕方もひとつではないのです。

そして具体化は、抽象化したものを他のもにも置き換えられるもので表現することです。
先ほどの例でいくと「肉体がある」という抽象化したことに対して人以外にも肉体があるものは?と考えて犬や猫、猿などと具体的なものを出していくことです。

この抽象化と具体化はコツやポイントを見抜く力(抽象化)過去の経験や知識とのリンク(具体化)を返すことでいわゆる地頭をよくするために必要な考え方です。

抽象化をできるようにするためのしつもんは
要するにどういうこと?
つまりどういうこと?
などとしつもんすることで、本質を見抜く力が手に入ります。

具体化をしていくためのしつもんは抽象化したものに対して
例えばどんなものがある?
他に○○と似ているものあるかな?
としつもんすることで、抽象化したものを別のものに置き換える能力がつきます。

まとめ

自分で考えることができる子どもを増やすためには、自分で考えるとは?をしっかり理解しておく必要がある。

自分で考えるとは
①理由を知りたい
②方法を知りたい
③抽象化と具体化の往復
上記の3種類がある。

それぞれに効果的なしつもん

①理由を知りたい→なぜ?、なんで?

②方法を知りたり→どうしたらできる?

③抽象化と具体化の往復
抽象化→要するにどういうこと?、つまりどういうこと?
具体化→例えば?、○○と似ているものはなにかな?

結果よりプロセスが大切

自分で考えることができる子どもを育むためにこのようなしつもんをしていくと効果的ですが、子どもが出した答えはすべて正解、わからないも正解、そしてどんな答えも受け入れてあげることが大切です。

出た答えに対して人として間違っているような答えに対しては指摘しても良いですが、基本的にどんな答えが出ても受け入れてあげることが大切です。

出た答えよりもそのしつもんの答えを出そうとしているプロセスを大切にして自分で考えることができる子どもを増やしていきましょう。

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