ライントレーニング

運動能力を抜群に上げる「ライントレーニング」とは?

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いろどりスポーツクラブで取り扱っているライントレーニングとは一体どんなものなのか?このトレーニングをすることでどんな効果があるのか?
名前だけでも聞いてもわからないことだらけなところを詳しく説明していきます。

ライントレーニングは日本発のトレーニング

開発したのはLine Training Labの佐藤 哲史氏
現在は、コーディネーショントレーニングの要素も多く含んでいるが、最初はケガをした選手のリハビリ・再発防止のためのトレーニングとして考えられました。
球技を中心にどのスポーツにも共通してある「線」を使った簡単にできるトレーニングはなにかないか?と考えて編み出された日本発のトレーニングです。

ライントレーニングの動画はこちら

ライントレーニングとは1本あるいは2本の線を使って200種類以上あるステップの獲得を目指すトレーニングです。
200種類以上あるステップを獲得することで多様性のある動き、巧みな身体の動きを手に入れることができるトレーニングです。
ライントレーニングのコンセプトは「脳と身体に汗をかく」
例えばスキップや後ろ向きで走るなど身体を動かす指令を送っているのは脳です。我々人間は、慣れない動きや、まだしたことがない動きというのは脳をより多く使ってその動きを意識的に頭で考えながら動かしています。
しかし、逆に自分の中で得意な動きやトレーニングで獲得した動き(例えば歩くなど)は脳をあまり使わずに無意識的に身体を動かすことができます。
ライントレーニングでは、スポーツのプレー中の動きの中や普段からあまりしたことがない動き、動いたことがない動きをステップとして取り入れることで最初は脳にたくさん刺激を与えながらトレーニングしていきます。
そうすることで脳活動は小さく、身体の動きは複雑に!ということを可能にすることができます。

体験会の様子 体験会では脳と身体に汗をかくというコンセプトを実感してもらいます。

目指すは無形の陣?!

ライントレーニングを積み重ねていくことで目指すのは多様性のある動きを手に入れ、巧みな身体の動きを手に入れるということは理解できましか?
では多様性のある動き、巧みな動きを手に入れることがスポーツの場面でどう生きてくるのか?

それはサッカーやバスケなど対人スポーツに特に言えることですが、試合中に同じシチュエーションは2度とないといっても過言ではないくらい様々なシチュエーションが試合中に何度も起きます。
その中で相手のどんな動きにも対応できる、相手との駆け引きのときに相手を揺さぶり置き去りにできるようになるための多様な動きの獲得を目指します。

孫子の兵法で有名な孫子は、戦の時の最強の布陣は「無形」であると残しています。
形のない陣形は、もし相手のスパイが入っていても攻め方の陣形が無いため相手の特徴や弱点などなんの情報も手に入れることができずに未知の恐怖に陥ります。
そしていざ戦が始まると相手の攻め方によって無形から有形へと変化し、自在にそして無数に陣形を変えていくことを無形の陣と呼んでいました。
ライントレーニングではこんな無形の陣の様な相手の動きに合わせて多様な動きを繰り出せるような動きの獲得を目指しています。
そしてどんな状況、環境下においても適応、調整して能力を発揮できる多様で巧みな動きを目指しています。

孫子の兵法【無形の陣】

多様で巧みな動きを手に入れることがパフォーマンス向上につながる

ライントレーニングで脳活動を小さく複雑な動きを可能にし、多様性のある巧みな動きを手に入れることができればスポーツでのパフォーマンス向上に十分つながることはお分かりいただけたかと思います。
さらにその動きを手に入れることでスポーツにおいてのパフォーマンス向上につながることがもうひとつあります。
それは「判断のスピードが上がる」ということです。
ライントレーニングを積み重ねることで脳をあまり使わずに多様な動きができるようになると・・・例えばサッカーやバスケの球技でボールを保持した時に自分の身体を無意識的にコントロールすることができれば、次のプレーの判断をすることに意識を集中することができます。
ボールを保持した時にボールをコントロールすること、自分の身体のコントロールすることに意識を向けすぎずに済むということです。
球技や対人スポーツは自分の身体をコントロールすること以外に、状況判断や相手の分析などを常に考えてプレーで表現していくことが不可欠です。
ライントレーニングを積み重ねて多様で巧みな動きを手に入れることで試合中の判断のスピードを上げることも可能にします。

ライントレーンングは「できない」を大切にするトレーニング

ライントレーニングでひとつひとつのステップを習得するときに大切なことは、「できない」期間をしっかり噛みしめてトレーニングすることです。
ライントレーニングで大切にしていることはできた!という結果よりもできるようになる過程です。
自分がしたことがない動きを自分の動きとして習得するトレーニングなのでトレーニングするステップの中では最初から簡単にできてしまうステップも必ずあります。
そのステップをたくさん練習してもあまり意味がありません。
チャレンジしてみて全然動き方がわからない!パニック!というステップこそたくさん練習して自分の動きとして習得してほしいです。
そのステップをできない→できた!になるまでの過程を自分で考えて試行錯誤してチャレンジすることでより自分の動きとして身につけることできます。
ラインとレーニングのいいところはその日にできなくても継続してトレーニングすれば必ずできるようになるということです。
なので小学生などに指導する際にコーチや親ですと、すぐに「ああ!ちがう!こうだよ!」と答えを言ってしまいがちですが、そこをグッとこらえてその子が成長している過程を楽しませてあげる工夫をしてあげることがとても大切です。

もちろん傷害予防にも効果的

ライントレーニングは、最初はリハビリ中の選手の復帰のためや傷害予防として開発されました。
なのでもちろんアスリートの傷害予防にも効果的です。
スポーツの中でケガをする場面で多いのは、自分の想定外の動きからの空中から着地の仕方や足の着き方を誤って起こる足首や膝の関節やじん帯のケガです。
ライントレーニングはそのケガの予防にもなぜつながるかというと・・・
200種類以上あるステップをトレーニングしていく中で様々な足の着き方や空中での次の動作の準備をする動きをインプットすることができます。
そうすることで試合中に自分の想定外の動きで足を地面に着くということが極端に少なくなります。多様性という面で状況に応じてどんな足の着き方もできちゃうということです。
それが結果、傷害予防にもつながるというトレーニングになります。

まとめ

〇ライントレーニングとは最初は傷害予防のために開発された日本発のトレーニング

〇1本あるいは2本の線を使って200種類以上あるステップの獲得を目指し、そうすることで多様で巧みな動きを手に入れることが目的のトレーニング

〇コンセプトは「脳と身体に汗をかく」脳活動は小さく身体の動きは複雑にするためのトレーニンング

〇多様で巧みな動きを手に入れることで試合中の判断のスピードの向上にもつながる

〇できないからできたという過程を大切にし、成長を楽しむことができるトレーニング

〇多様な動きを手に入れることで状況に応じてどんな足の着き方もできるようになることが傷害予防にもつながる

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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